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女川原発2号機 水素濃度測る機器 一部に不具合 運転一時停止へ

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東北電力によりますと、女川原発2号機ではことし5月から6月にかけて、原子炉を覆う格納容器に設置されている水素濃度を測る4つの機器のうち、2つが異常に高い数値を示しました。

ほかの2つの機器の数値に異常がなく、原子炉や格納容器の圧力や温度なども正常だったため、東北電力は2号機の運転を続けるとともに、高い数値を示した水素濃度の測定機器に不具合が起きたと判断しました。

当初、東北電力は水素濃度の測定機器を来年1月からの定期検査の際に交換する予定でしたが、安全性を高めるため計画を前倒しして、21日ごろから運転を停止したうえで交換することを決めたということです。

原子炉を停止してから再び起動するまでには10日ほどかかる見込みだということです。

東北電力の本間圭祐原子力運営課長は「原因究明を図るとともに、引き続き安全確保を最優先とした原発の運転に努めていく」と話しています。

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