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深刻な状況が続く特殊詐欺の被害。
なかでも警察官などを名乗り、現金をだまし取る手口が目立ちます。
警察庁によりますと、ことし1月から6月までの半年間の特殊詐欺の被害は1万3213件、被害額は597億円余りにのぼっています。
このうち、警察官などを名乗って捜査名目で現金をだまし取る手口は被害額が389億円余りと、全体の65%を占めています。
具体的には、「あなたの口座が犯罪に使われている」とか「あなたの携帯電話が不正に契約された」とうその電話をかけ、「資産を保護する」などと言って現金をだまし取ろうとするということです。
さらに、巧みにビデオ通話に誘導。
うその話を信用させるため、偽の警察手帳や逮捕状を示すケースもあり、高齢者だけでなく若い世代も被害に遭っているということです。
警察庁によりますと、警察官がメッセージアプリなどで連絡して金銭を要求することは絶対にないので、こうしたやりとりがあれば直ちに最寄りの警察署に相談してほしいと呼びかけています。
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