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来日したのは、オープンAIのジェイソン・クォンCSOで、8日に東京大学を訪れ、藤井輝夫総長の案内のもと生成AIを活用した研究中のロボットなどを見学しました。
その後、両者は対談し、藤井総長は授業の議論などでの生成AIの利用について、「最終的な答えではなく、提案や回答への手がかりを求めるように工夫して利用している」などと説明しました。
これに対しクォンCSOは「教育や研究の領域はアイデアと影響力が交差する場で重要だ」と述べ、教育現場でのAIの活用が社会に普及する際の道筋になるという考えを示しました。
また、「日本は世界で最も期待している地域の一つだ。成長率と普及率が非常に高く、開発者にとってはトップ5に入る市場だ」と述べ、日本への強い期待を示しました。
一方、アメリカでは若者がAIとの対話を重ねる中で精神的に依存する事態も起きていて、オープンAIは親が子どもの利用状況を管理できる仕組みを導入すると明らかにしています。
クォンCSOは「親が発言権を持ってコントロールすることがますます重要になっている」と述べ、新たな対策の必要性を強調しました。
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