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仏 バイル首相の信任投票 反対多数で否決 総辞職へ

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バイル首相は7月、歳出の削減などを通じたおよそ440億ユーロ、日本円で7兆6000億円規模の財政再建計画を示し、経済活動を後押しするためとして2つの祝日を廃止する考えも明らかにしましたが、野党が強く反発していました。

これを受けバイル首相は、財政再建計画の是非を問うためみずからに対する信任投票を行うと発表し、8日、フランスの議会下院にあたる国民議会で投票が行われました。

バイル首相は投票に先立つ演説で「内閣を倒すことはできても現実を無視することはできない」と述べ、財政再建への支持を訴えましたが、信任は反対多数で否決されました。

フランス大統領府によりますと、バイル首相は9日、マクロン大統領に辞表を提出する予定だということで、内閣は総辞職する見通しです。

少数与党による政権運営が続くフランスで首相が退陣するのは去年1月以降、4度目となるほか、次の首相の人選が難航する可能性も指摘されていて政治の混乱が深まっています。

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