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マダニ媒介感染症SFTS 全国患者数149人 報告なかった地域にも

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SFTSは、主に原因となるウイルスを持つマダニに刺されることで感染する病気で、重症化すると血液中の血小板が減少して出血が止まらなくなったり、意識障害が起きたりして死亡することもあり、厚生労働省によりますと死亡する患者の割合は10%から30%に上るとされています。

国立健康危機管理研究機構によりますと、先月末までの1週間に全国から報告された患者は4人で、ことしの累計は速報値で149人となり、これまで最も多かったおととしの累計を上回って増え続けています。

患者が報告されているのは32道府県で、いずれも累計で
▽高知県で14人
▽大分県で12人
▽熊本県、長崎県で9人
▽鹿児島県、島根県、兵庫県で8人など
西日本を中心に多くなっていますが、去年まで報告がなかった関東地方や北海道にも広がっています。

厚生労働省は西日本以外の地域でも患者が報告される可能性があるとして、マダニに刺されないように野外で肌の露出を減らすなどの対策を周知するよう自治体に通知を出して注意を呼びかけています。

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