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自民党の旧安倍派に所属していた元参議院議員の大野泰正被告(66)と秘書だった岩田佳子被告(62)は、派閥から5100万円余りのキックバックを受けたにもかかわらず、資金管理団体の収支報告書に収入として記載していなかったとして、政治資金規正法違反の罪に問われています。
初公判は、10日午後1時半から東京地方裁判所で開かれます。
元議員は、去年1月の記者会見で「収支報告書の作成はすべて事務所スタッフに任せていて、関与したことはない」と述べていて、関係者によりますと裁判で無罪を主張する方針です。
また、元秘書も無罪を主張するということです。
一連の事件では、国会議員や派閥の会計責任者など合わせて12人が立件されていますが、当時の議員の裁判が公開の法廷で開かれるのは初めてです。
これまでに旧安倍派と旧二階派の当時の会計責任者は執行猶予の付いた有罪判決が確定しているほか、6人は罰金の略式命令を受けて有罪が確定しています。
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