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カタールの首都ドーハでは9日、複数回にわたり爆発が起き、その後、イスラエル軍はハマスの幹部を標的にした攻撃を行ったと発表しました。
イスラエルメディアは、ガザ地区をめぐる停戦協議でハマスの代表団のトップを務めるハイヤ氏など複数の幹部が標的で、攻撃についてはイスラエル側がアメリカとカタールに事前に通知したと伝えています。
攻撃のあとハマスは声明を発表し、停戦協議の代表団は無事だったとした一方で、ハイヤ氏の息子を含むハマスのメンバー5人が死亡したと明らかにしました。
また、カタールの内務省は治安当局者1人が死亡し、数人がけがをしたと発表しました。
一方、ネタニヤフ首相は声明で、8日にエルサレム市内でパレスチナ人の2人組が銃を発砲して6人が死亡した事件を受けハマスの幹部の殺害を指示したと明らかにし、攻撃の正当性を主張しました。
ただ、イスラエルメディアは、攻撃は以前から計画されていたとも伝えています。
これまでイスラエルとハマスの間の仲介にあたってきたカタール政府は「あらゆる国際法などに明白に違反している」などと攻撃を強く非難していて、今後、停戦協議への影響も懸念されます。
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