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独占禁止法違反の疑いで捜索を受けているのは、トラックや大型トレーラーを使う運送業者向けの給油所の運営などを手がける東京・文京区の「東日本宇佐美」や名古屋市の「ENEOSウイング」など8社です。
関係者によりますと8社は、法人契約を結ぶ東京都内の運送業者などに対する軽油の販売価格を引き上げたり、維持したりするカルテルを結び、独占禁止法に違反した疑いがあるということです。
価格の調整は営業責任者が定期的に集まるなどして行っていたということです。
軽油はトラックや大型トレーラーの燃料として使われていて、国際的な原油価格や円相場の影響で、ここ数年、価格は高い水準で推移しています。
公正取引委員会は、カルテルによる軽油価格の不正な調整が物流コストにも影響を与えていた可能性があるとみて捜索で押収した資料を分析するなど、実態解明を進めることにしています。
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