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活発な前線の影響で、九州では8月8日から11日にかけて線状降水帯が相次いで発生して、大雨の特別警報が鹿児島県霧島市と熊本県玉名市や八代市、天草市など7つの市と町に発表され、各地で被害が相次ぎました。
これまでに土砂崩れに巻き込まれたり川に流されたりして熊本県で4人、福岡県で2人、鹿児島県で1人のあわせて7人が死亡したほか、熊本県で1人の行方が分からなくなっています。
浸水など住宅被害の件数は自治体の調査の進展に伴って増加し、これまでに3県であわせて1万200棟と、1万棟を超えたことがNHKのまとめで分かりました。
内訳は
▽熊本が8144棟
▽鹿児島が1566棟
▽福岡が490棟
で、全壊はあわせて30棟、半壊はあわせて1609棟に上っています。
今回の記録的な大雨では、住宅のほか農業や河川、道路などにも広い範囲で被害が出ていて、被災者の住まいの確保や生活再建、インフラの復旧などが引き続き課題となっています。
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