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警察によりますと、15日午後9時20分ごろ、新潟県南魚沼市山谷で60代の男性が自宅の近くでクマに遭遇しました。
クマは男性を襲って左の太ももをかんだり、右腕をひっかいたりしましたが、男性が持っていた懐中電灯でたたくなど抵抗したところ、逃げていったということです。
男性は南魚沼市内の病院に搬送されて治療を受けていますが、足や腕にけがをしているものの意識はあり命に別状はないということです。
クマは体長およそ1メートルで、男性を襲ったあと現場から西にある山の方に逃げていったということです。
現場はJRの六日町駅から東に4キロほど離れた山沿いの集落で、警察は住民に注意を呼びかけるとともに周辺の警戒にあたっています。
新潟県内ではことし4月から7月までのクマの出没件数が過去最多となり、人身被害も多く発生していることなどから、新潟県は今月7日に「クマ出没警戒警報」を出し、被害を防ぐために山に入る場合は複数で行動し、ラジオや鈴など音の出るものや、クマ撃退スプレーを携行することや、クマの活動が活発な早朝や夕方の行動を避けることなどを呼びかけています。
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