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日本政府が主導する国際会議、TICADは、石破総理大臣とアフリカの首脳らが出席して20日、横浜市で開幕しました。
2日目の21日、石破総理大臣は会議にあわせて個別の会談に臨んでいて、このうち中央アフリカのトゥアデラ大統領との会談では「6か国と国境を接する中央アフリカの治安が安定することは、アフリカ全体の平和と安定のために非常に重要だ。日本としても力を尽くしたい」と述べました。
これに対し、トゥアデラ大統領は日本の難民支援や食料支援などに謝意を示し両首脳は、さまざまな分野で協力を進めていくことを確認しました。
石破総理大臣は、22日までの期間中30か国以上の首脳らと個別に会談を重ねる予定で関係強化を図りたい考えです。
また、会議では「経済」をテーマにした討議が行われ、議長代理を務める岸田前総理大臣は「アフリカの持続的な経済成長のための資金需要がますます増大する中、民間セクターの活力の取り込みが今まで以上に重要だ」と述べました。
午後からは、民間企業も交えた会合が行われ、さらなる経済成長に向けた貿易や投資の促進などをめぐり意見が交わされる見通しです。
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