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熊本 大雨特別警報から1週間 生活再建へ きめ細かい支援が課題

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今月11日の記録的な大雨で住宅の浸水被害が相次いだ熊本県上天草市では、17日も片づけの作業が続けられていて、被災した人たちからは暮らしの再建や住まいの確保などへの不安の声が上がっています。

熊本県では記録的な大雨で、これまでに住宅への浸水被害が10の市と10の町で3300棟を超え、このうち、上天草市では619棟で床上や床下の浸水被害がでています。

17日も、上天草市では厳しい暑さのなか被災した住宅の片づけが続いています。

このうち、松島町今泉地区の岡部義人さん(62)は、自宅が1階の床上まで浸水したため宿泊施設などで寝泊まりを続けながら片づけ作業に追われています。

さらに経営している理髪店も1メートル以上浸水して営業ができなくなり、今後の生活をどうしていくか不安を感じているということです。

岡部さんは「家具は全部だめになりました。理髪店が被災したため収入がない状態が続きます。いつ仕事を再開できるのかが今は一番不安です」と話していました。

また同じ地区に住む田中ゆりこさん(77)も、2階建ての自宅が床上浸水しました。

自宅は泥水が流れ込んでいて暮らすのは当面は難しいと感じていて、市内にアパートを借りて生活する予定だということです。

田中さんは「このあたりは一帯が床上浸水したためアパートを探す人も多く、住まいの確保に苦労しました」と話していました。

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