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気象庁によりますと、停滞する秋雨前線に向かって湿った空気が流れ込み、日中の気温上昇なども加わって大気の状態が不安定になっていて東北南部や関東北部などで雨雲が発達しています。
午後6時までの1時間にはいずれも国土交通省が設置した雨量計で、福島県郡山市で76ミリの非常に激しい雨を、栃木県那須町で37ミリの激しい雨をそれぞれ観測しました。
前線は10日、ゆっくりと南下するため、日本海側を中心に太平洋側でも大気の状態が不安定になり北日本から西日本では雷を伴って激しい雨が降ると予想されています。
九州北部や山口県、関東甲信などでは局地的に、非常に激しい雨が降るおそれがあります。
10日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽九州北部で150ミリ
▽中国地方で120ミリ
▽関東甲信で100ミリなどと予想されています。
その後、11日から12日の金曜日ごろにかけては前線の活動が次第に弱まるものの、13日から14日ごろは低気圧や前線が近づく影響で、再び大雨になる可能性があります。
気象庁は低い土地の浸水や急な川の増水、土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。
落雷、竜巻などの激しい突風、それにひょうにも注意が必要です。
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