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自民 臨時総裁選 党内で是非についての立場の違い鮮明に

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岩屋 外相
記者会見で「総裁選を行ったとしても衆参ともに少数与党であるという現状に変わりはない。この厳しい状況の中、どうやって日本の政治を前に進めていくのかが求められていて、その責任を果たすことによってのみ、自民党への信頼は回復できるのではないか」と述べました。

小泉 農相
臨時の総裁選挙の是非をめぐる自民党内の状況について、小泉農林水産大臣は、閣議のあとの記者会見で、政策を進めるためには党の結束が重要だとした上で「石破総理大臣も一致結束するため、責任ある考えを持っていると思う」と述べました。
この中で、小泉農林水産大臣は、自民党内の状況について「危機感を持っている議員の中には『政策が前に進む環境を実現しなければならない』という思いでいる議員がいることを承知している。世界の情勢などを見れば、党内で割れている場合ではない」と述べました。
その上で「いろいろ難しい局面で自民党の歴代総裁は行動や判断をしてきた。石破総理も『党内がこのままでいい』と思っているわけではないと思う。一致結束するため、責任ある考えを持たれながら、考えていると思う」と述べました。
一方、党内で取り沙汰されている衆議院の解散・総選挙について「党内の一致結束がいちばん重要だ。ただ、解散は非常に重い総理の専権事項なので、詳細をこれ以上述べるのは控えたい」と述べました。

阿部 文部科学相
阿部文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で「石破内閣の一員として、行政を停滞させることなく、今ある課題に一つ一つ着実に真摯(しんし)に取り組んでいく必要がある。総裁選挙の前倒しについては慎重に検討すべきだと考えており、現時点で前倒しを求めることは考えていない」と述べました。

村上 総務相
村上総務大臣は閣議のあとの記者会見で「日米関税交渉や南海トラフ巨大地震への対応、財政や金融の問題など、喫緊の重要な問題が山積しているので、政治の空白をつくるべきではない。引き続き、内閣の一員として政策の実現に向けて取り組みたい」と述べました。

平 デジタル相
平デジタル大臣は閣議のあとの記者会見で、自民党の麻生最高顧問が派閥の研修会で臨時の総裁選挙の実施を求める考えを示したことを念頭に「『いまだに派閥があるのか』という感想を持った。最後に残った派閥が合宿をしてそこで派閥の領袖(りょうしゅう)が発言をして流れができるということであれば、党全体で派閥をなくし改革をしようとする中、派閥を残した人たちが得をして自民党が先祖返りしてしまう」と述べました。

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