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自民 麻生最高顧問 臨時総裁選実施求める考え表明

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自民党内で唯一の派閥として活動を続けている麻生派は3日午後、横浜市で研修会を開き、所属議員らおよそ40人が出席しました。

この中で、麻生最高顧問は先の参議院選挙について「自民党にとって大変厳しかったのは明らかで、まさに惨敗だった。参議院の議席はすぐには回復できず、次の衆議院選挙で勝利できる体制を整えることこそ、今からわれわれが行っていかなければならないことだ」と述べました。

その上で、臨時の総裁選挙の是非をめぐり「私自身は、前倒しを要求する書面に署名、提出すると決めている」と述べ実施を求める考えを明らかにしました。

そして、派閥の所属議員に対し「党内が一丸となってまい進できる体制を整えるためにどうすればいいかという観点に立って一人一人がしっかり判断してもらいたい。支持者や支援者に堂々と胸を張って説明できる行動をお願いしたい」と呼びかけました。

一方、麻生氏は2012年に当時与党だった民主党と、野党の自民党、公明党の3党が消費税率の引き上げを含む社会保障と税の一体改革で合意したことに触れました。

立憲民主党の野田代表、国民民主党の玉木代表、日本維新の会の前原前共同代表の3人を名指しして「政権を担っていた人ではないか。増え続ける社会保障費をみんなで負担し合うことは、与野党の垣根を越えて大局に立って決断したのではないか」と指摘し、野党側による消費税率引き下げの主張をけん制しました。

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