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中国の国営メディアは、習近平国家主席と北朝鮮のキム・ジョンウン総書記が首脳会談を行ったと、日本時間の4日午後7時すぎ、伝えました。
会談の詳しい内容は、午後8時すぎの段階では明らかになっていません。
両首脳が会談したのは、習主席が北朝鮮を訪問した2019年6月以来です。
キム総書記は3日、中国が行った軍事パレードなどの一連の行事に出席し、習主席とロシアのプーチン大統領と3人でならんで歩き、ことばを交わすなどしていました。
会談を前に中国外務省の郭嘉昆報道官は記者会見で、「中朝関係や共通の関心事について突っ込んだ意見を交わす予定だ」と述べました。
また「両国の最高指導者の会談は重要な意義がある。中国は両国の戦略的なコミュニケーションを強化し、中朝間の伝統的な友好協力関係を絶えず前に進めていきたい」と強調していました。
今回の首脳会談について、中国は、北朝鮮との友好関係を首脳間で確認し、今後、アメリカのトランプ大統領との首脳会談に向けて、中朝間の結束を示したいねらいがあります。
一方、北朝鮮は、ウクライナ侵攻などをめぐり、ロシアとの関係を強化する中、ギクシャクしているとも指摘された中国との伝統的な関係をアピールしたい思惑があるとみられます。
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