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アメリカとロシアの首脳会談を15日に控え、ゼレンスキー大統領は14日、イギリスを訪問し、スターマー首相とおよそ1時間、会談しました。
会談のあと、ゼレンスキー大統領はSNSで「生産的で良い会談だった。アメリカがロシアに外交努力を迫ることに成功した場合、永続的な平和を実現できる安全の保証についても議論した」と述べました。
また、イギリスの首相官邸によりますと両首脳は「ウクライナでの公正で持続的な平和を実現するために力強い結束と決意を確認した」ということで、米ロの首脳会談でプーチン大統領が和平に真剣な姿勢を示せば進展がありうるなどとしています。
ゼレンスキー大統領は、前日の13日にはドイツを訪れ、欧米の首脳などとのオンライン会合に出席したあとの記者会見でウクライナの和平や領土などをめぐる交渉がウクライナ抜きで行われないよう強く訴えていました。
ゼレンスキー大統領としては、ヨーロッパ各国との結束を強化することで米ロの首脳会談の結果に速やかに対応するねらいがあるとみられます。
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