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北海道 羅臼岳付近「友人がクマに襲われ 引っ張られていった」

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北海道知床半島でヒグマなどの野生動物の保護や管理に取り組む知床財団が発信しているヒグマ対策のSNSによりますと、羅臼岳の登山道では先月以降、登山者に至近距離で近づくヒグマの目撃が相次いでいたということです。

12日にはヒグマと至近距離で遭遇した登山者がクマ撃退スプレーを噴射したあとも数分間にわたってつきまとわれたということです。

また、今月10日にはヒグマが3メートルほどまで登山者に接近する事案があったということです。

知床財団は、
▽入山の際はクマ撃退スプレーを持ち歩くことを強く推奨
▽至近距離でヒグマと遭遇した際は、刺激せずにゆっくり後ずさるなどして距離を確保
するよう呼びかけています。

また、「知床財団」のSNSには、先月29日に知床国立公園内で、訪れた人が車内から野生のヒグマにスナック菓子を与えている様子が目撃されたとしていて、「食べ物を与えられたヒグマは行動がエスカレートしていくと人に危害を加えるようになる」と危険性を指摘した上で、絶対にやめるよう呼びかけています。

さらに、国立公園の外を通る国道沿いでは、夏休みのシーズンに入ってから弁当のゴミなどが捨てられているのが確認されているということで「野生動物にとってポイ捨ては餌付けと変わらない行為だ」としてゴミを捨てないようにも呼びかけています。

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