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安佐南区の小学校には献花台が設けられ、遺族などが亡くなった人たちを追悼しました。
被害が大きかった地域にある安佐南区の梅林小学校には、学区内で亡くなった68人の犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑があり、その前には20日朝から献花台が設けられました。訪れた遺族や地元の人たちは、花を手向けて手を合わせるなどして追悼していました。
兄夫婦を亡くしたという88歳の男性は「兄の家族とは毎年正月には集まって楽しく過ごしていました。毎年慰霊碑を見ると、当時のことを思い出します。残った家族のことを見守ってほしいと心の中で兄に伝えました」と話していました。
献花台を設置した、地域の自主防災組織の松井憲さんは「去年までの10年間は自分たちの生活を整えるのが大変でしたが、これからは経験を伝承して学んでいけるよう発信していく必要があります。再び犠牲者を出さないようみんなで勉強していますと、亡くなった人たちに伝えていきたいです」と話していました。
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