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百日せきは激しいせきが続く細菌性の感染症で、乳児が感染すると重症化して死亡するおそれもあります。
国立健康危機管理研究機構によりますと、今月10日までの1週間に全国の医療機関から報告された患者数は、前の週より388人少ない3211人となりました。
都道府県別に見ますと
▽東京都で276人
▽埼玉県で222人
▽群馬県で210人
▽愛知県で172人
▽茨城県で164人
▽神奈川県で162人
▽千葉県で150人などとなっています。
また、ことしこれまでの累計の患者数は6万4467人となりました。
今シーズンは患者数の増加に伴い乳児が重症化したり死亡したりするケースが出ているほか、これまで治療に使われてきた抗菌薬が効かない「耐性菌」に感染するケースも各地で報告されています。
日本小児科学会は生後2か月を迎えたら速やかに定期接種のワクチンを接種するなど、重症化リスクの高い乳児への対策を呼びかけています。
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