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トランプ大統領 “ロシアとウクライナ 両首脳会談へ調整開始”

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18日、ホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領、それにヨーロッパの首脳らとの会合に臨んだトランプ大統領は、途中、会合を中断してロシアのプーチン大統領とも電話で話しました。

そして会合のあと、トランプ大統領はロシアとウクライナの両首脳による会談に向けて調整を始めたとSNSで明らかにしました。

ゼレンスキー大統領は、会合を終えたあと「いかなる形式でも会談を行う準備が整っている」と述べたうえで領土の問題はロシアとウクライナの間で解決されるべきだという考えを強調しました。さらに、ウクライナが求めている「安全の保証」については、「わたしたちのパートナーによって明確にされるだろう」と述べ、具体的な中身は10日以内に決まるという見通しを示しました。

ウクライナ大統領府は19日声明を発表し、ロシア側がウクライナとの首脳会談とアメリカを交えた3者会談の開催を提案してきたとしています。

このロシアとウクライナの首脳会談についてドイツのメルツ首相は18日の記者会見で「今後、2週間以内に開催される予定だ」と述べました。ただ、「ロシアの大統領が会談に出席する勇気があるかどうか分からない。説得が必要だ」とも述べたほか、「そのような首脳会談は停戦が実現した場合にのみ考えられる」としています。

NATO=北大西洋条約機構のルッテ事務総長は、FOXニュースのインタビューのなかでプーチン大統領がトランプ大統領との間でゼレンスキー大統領と会談を行うことに合意したと述べました。

一方、ロイター通信によりますと、ロシアのラブロフ外相は19日、国営テレビのインタビューに対し、いかなる形式も拒否しないとする一方「首脳間のあらゆる接触は最大限、綿密に準備する必要がある」と述べ、慎重な姿勢を示していて、ロシアとウクライナの会談が実現するかどうかは不透明な情勢です。

また、ロシア国営のタス通信はロシア大統領府のウシャコフ補佐官の話として、会談の中で両首脳がロシアとウクライナによる直接協議について継続を支持したほか、協議のレベルを引き上げる案を話し合ったと伝えています。

ウクライナの「安全の保証」や領土をめぐる交渉が焦点になる中会談が実現するのか注目されます。

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