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消火活動中に亡くなった大阪市消防局の森貴志小隊長(55)の同期の消防隊員の男性が、19日午前、現場近くを訪れ、花を手向けました。
男性によりますと、森小隊長は後輩の面倒見がよく、同期の間では「森ちゃん」と呼ばれて親しまれていたということです。
男性は「同期のLINEで亡くなったと知りました。森ちゃんは経験もあるし、使命感に基づいて現場に入っていったと思います。よく知っている人が亡くなるなんて現実味がありません」と話していました。
そのうえで、「同期生が火災現場で亡くなるのは初めてです。なんで森ちゃんが亡くならないといけないのか、ショックです」と話していました。
また、現場には兵庫県の西宮市消防局に勤める38歳の消防隊員の男性も訪れ、同じ任務に就く中で亡くなった隊員を悼みました。
男性は「同じ仕事に携わる2人が亡くなられたので、手をあわせに来ました。若い隊員やそれを教育する立場の年配の隊員が殉職されて、悲しいです。現場のビルに進入する消防隊員としては火を止めたいという思いしかなかったと思います。死という結果を防ぐことができなかったのかと考えると悔しいです」と話していました。
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