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ガザ地区 診療所 “一刻も早い停戦を” 深刻な食料不足訴え

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診療所には、痩せ細った子どもを連れた親が次々と訪れ、医師や看護師は栄養失調になっているかを診察するために子どもの腕の太さを測るなどしていました。

診察を受けた子どもは、栄養状態を改善するための専用の食事を受け取っていましたが、イスラエルによって食料の搬入の制限が続くなか、こうした治療に必要な物資も不足しているということです。

UNRWAによりますと、ガザ地区で栄養失調に陥っている5歳未満の子どもの割合は、ことし3月には5%台でしたが、先月末の時点で13%にまで急増したということです。

子どもを連れてきた母親は「食料事情はとても悪く、テントで避難生活を送る私たちには何も届いていません。停戦が実現し、子どもの具合がよくなるのを願っています」と訴えていました。

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