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自民党は9日、石破総理大臣の後任を選ぶ総裁選挙について、国会議員の投票に加え、全国の党員・党友による「党員投票」も実施する、いわゆる「フルスペック型」の方式で、今月22日告示・来月4日投開票の日程で行うことを決めました。
これにより、「国会議員票」295票と「党員票」295票のあわせて590票で争われる見通しです。
立候補に向けては、去年の総裁選挙に立候補した議員の動向が引き続き注目を集めています。
▽このうち、すでに意向を固めている茂木前幹事長が、必要な20人の推薦人を確保したとして10日午後に記者会見を開いて正式に表明し、訴える政策や野党との連携のあり方などを説明することにしています。
▽同じく立候補の意向を固めている林官房長官は、8日に続いて9日夜も去年の総裁選挙で支援を受けた議員らと会合を開き、表明する時期について検討を進めています。
▽高市前経済安全保障担当大臣は9日にみずからに近い議員と今後の対応を協議し、近く自身の考えを明らかにする見通しです。
▽小泉農林水産大臣は、少数与党の中、野党との連携のあり方が問われるという認識を示し、立候補を判断する時期については「閣僚の公務を最優先にした上で判断するのが基本だ」と述べました。
▽小林鷹之元経済安全保障担当大臣は、9日に去年の総裁選挙で推薦人を務めた議員らと会合を開きました。11日はみずからに近い議員らと政策勉強会を開催し、意見を交わすことにしています。
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