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郡山市の池田怜平被告(35)は、ことし1月22日の早朝、酒を飲んで車を運転したうえ、JR郡山駅前の赤信号をわざと無視して時速およそ70キロで交差点に進入し、大学受験で大阪から訪れていた19歳の予備校生の女性をはねて死亡させ、20代の女性にけがをさせたとして、危険運転致死傷と酒気帯び運転の罪に問われています。
8日、福島地方裁判所郡山支部で裁判員裁判が始まり、被告は酒気帯び運転の罪は認めた一方、「現場の信号をことさら無視したわけではない」などと述べ、起訴された内容の一部を否認しました。
また、被告の弁護士も、わざと信号無視をしたことが要件とされる危険運転致死傷の罪について争う姿勢を示しました。
このあと、検察は冒頭陳述で「被告は、前日の夜から当日の未明まで市内の飲食店で同僚と酒を飲んだ。帰宅後に買い物をしようと車で出かけたが、財布を忘れたことに気付き、自宅に戻る途中で事故を起こした。信号表示に従うことができたがそのつもりはなかった」などと主張しました。
これに対して弁護士は、注意力が散漫し信号を見落としていたと反論しました。
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