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湿った空気などの影響で、東日本と西日本を中心に大気の状態が不安定になり、静岡県では猛烈な雨が降ったほか、東海や関東甲信などで雨が強まっています。
東日本を中心にこのあとしばらくは大気の不安定な状態が続く見込みで、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意が必要です。
気象庁によりますと、高気圧の縁をまわって流れ込む暖かく湿った空気などの影響で東日本と西日本を中心に大気の状態が不安定になり、内陸などで雨雲が発達しています。
昼過ぎから夕方にかけては、いずれもレーダーによる解析で埼玉県川口市付近と浜松市北部平野部付近、南部付近で100ミリを超える猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました。
浜松市船明では午後6時50分までの6時間に降った雨の量が393.5ミリと、気象庁が統計を取り始めてから最も多くなっています。
この雨で浜松市では土砂災害警戒情報が発表されている地域があり、厳重な警戒が必要です。
静岡県のほか、関東甲信などでも局地的に雨が強まっていて、午後10時までの1時間には静岡県が掛川市に設置した雨量計で50ミリの非常に激しい雨を観測しました。
東日本を中心にこのあとしばらくは大気の不安定な状態が続く見込みで、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
また、17日は北日本でも前線の影響で、非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意が必要です。
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