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国立天文台の渡部潤一上席教授によりますと、この現象は、宇宙のチリが地球の近くで分裂し、大気に飛び込んだ際に見られたと考えられ、北海道や秋田県など各地で観測されたということです。
「流星クラスター現象」は1997年のしし座流星群で初めて確認されて以降、これまでに世界で10例ほどしか観測例がないということで、渡部上席教授は、「ペルセウス座流星群でクラスター現象が確認された例は他になく、世界で初めてだと考えられる。複数の地点からの報告をもとに分析すれば、より正確な軌道や流れ星の起源となった天体を知ることができる。貴重なデータのためぜひ連絡してほしい」と呼びかけています。