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カンボジア拠点特殊詐欺 数か月で14億円だまし取ったか

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警察によりますと逮捕されたのは、いずれも住居・職業不詳の大坪裕介容疑者(35)や比嘉正良容疑者(29)ら19歳から52歳までの日本人の男女29人で、ことし5月、東京 八王子市の64歳の男性に警察官などを名乗って「マネーロンダリング事件に関与している疑いがあり、預貯金を確認する必要がある」などと、うその電話をかけ現金をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いが持たれています。

カンボジア北西部の都市ポイペトにある拠点で押収されたスマートフォンの解析などから、このグループはことし5月に現地で拘束されるまでの数か月間でおよそ14億円をだまし取っていた疑いがあるとみられることが、警察への取材で分かりました。

警察によりますとグループは中国人の管理下で、警察官の制服のようなものを着たうえで朝から晩までLINEのビデオ通話などで、うその電話をかけ続けていたということで、新しく拠点に来たメンバーにはマニュアルを暗記させていたほか、詐欺の通話はすべて録音し、1日の最後に録音を聞いて反省点を出し合うなど、詐欺の成功率を高めようとしていた疑いがあるということです。

警察は、海外を拠点とする詐欺グループの実態解明を進めることにしています。

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