株価 一時400円以上値上がり 終値も史上最高値を更新

日経平均株価は先週、史上最高値の更新が続きましたが週明けの18日の東京株式市場も積極的な買い注文が入り、一時、400円以上値上がりして4万3800円を上回って取引時間中の最高値を更新し、終値としても史上最高値を更新しました。

▽日経平均株価、18日の終値は先週末の終値と比べて、336円上がって4万3714円31銭でした。

▽東証株価指数＝トピックスも13.28上がって3120.96となり、最高値を更新しました。

▽1日の出来高は21億88万株でした。

株価が上昇したのは、先週末に発表されたアメリカの小売業の売上高の内容から消費が堅調だという見方が広がったほか、日本でもGDP＝国内総生産の伸び率が市場予想を上回ったことで国内経済も底堅いとして投資家の安心感につながったためとみられます。

市場関係者は、「円安傾向が続いていることも値上がりの要因となっている。今週は後半にかけてアメリカの製造業に関する統計や日本の消費者物価指数など重要な経済指標の発表が続くことから、投資家の間には様子見の姿勢も見られるが、依然として最高値更新の期待は高い。過熱感も指摘されるなか、上昇基調がいつまで続くか注目される」と話しています。