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ウクライナのゼレンスキー大統領は18日にワシントンを訪問して、アメリカのトランプ大統領と会談する予定で、ウクライナ情勢をめぐる今後の対応を協議するとしています。
ゼレンスキー大統領は訪米を前に16日、SNSに「戦争を終結させるためには殺りくを止めることが重要だ」などと投稿しました。
こうした中、ウクライナ軍の作戦戦術部隊のトレフボウ報道官がNHKの取材に応じ、ロシア軍がウクライナ東部で攻撃を続けていてドネツク州の要衝、ポクロウシクの制圧を目指していると指摘しました。
トレフボウ報道官は、ポクロウシク周辺の状況について「数日前、ロシアは第1の防衛線を少人数で突破した。その後、大人数の集団で北の方向へと攻勢を強めた」と明らかにしました。
また、ロシア側の動きについて「ロシア軍はドローンの製造など軍需産業も拡大している」と述べ、ロシアが無人機を活用した攻撃を活発化させることに警戒感を示しました。
そして、「われわれのこれまでの戦術は無人機を多用することだったが、依然として歩兵部隊が必要となる」と述べ、人員の確保などを急いであらゆる手段で侵入を食い止めていく考えを強調しました。
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