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全国有数の米どころ、秋田県横手市で稲刈りが始まりました。
柴田康孝さんはおよそ20ヘクタールの田んぼでコメを栽培していて、12日から稲刈りを始めました。
収穫したのは秋田県のブランド米「サキホコレ」で、黄金色の稲穂がコンバインによって次々と刈り取られていました。
柴田さんによりますと、ことしは夏場に高温が続き、生育が早まったということですが、9月に入って寒暖差が大きくなったため、品質の良いコメに仕上がっているということです。
一方で、7月に雨が少なく、稲が十分に育たなかった田んぼもあり、稲穂が緑色のままで中身がないものも多くみられることから、柴田さんは去年に比べて収穫量が1割ほど減ると見込んでいるということです。
柴田さんは「渇水の影響が大きい田んぼでは7割ほどの稲が十分に育っていないところもある。気象条件が悪いなか一生懸命育てたので、みなさんにおいしく食べてもらいたい」と話していました。
秋田県によりますと、県内では来週ごろから各地で稲刈りが本格的に始まり、1か月ほど続く見込みです。
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