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ドジャース 大谷翔平 急きょ“二刀流”で先発登板【一問一答】

大谷選手は、予定されていたグラスナウ投手に代わって急きょ先発のマウンドに上がった試合後、報道陣の取材に応じました。

自身も体調不良のため3日の登板を回避していたことを踏まえて「みんなでカバーしていければ」と思いを話しました。また、打線が不振で苦しんでいることについても質問に答えました。

取材の一問一答です。

【アメリカメディア】
Q.もともと先発予定だった8日に向けて準備していたと思うが、急な登板への準備はどうだったか。
A.まあ幸いにも、きのう強めのキャッチボールはやっていたので、きょう来た感じ体調もよかったです。午後2時くらいですかね、連絡来ましたけど、いけそうだったのでいけるよと返事はしました。

Q.体調不良は投打にどう影響していたか。
A.きょうは比較的もう治り際だったので、体調的にはピッツバーグよりは全然よかったです。ピッツバーグの1試合目、2試合目くらいがやっぱり一番きつかったので、きょうはそこまででもなかったかなと思います。

Q.打線の不振脱却に向けて、改善策はあるのか。
A.全員がいろいろ試しながら、いろいろ工夫しながら、改善しながらやっている中で、結果が出ていないのでフラストレーションもたまります。もっとやりたい、もっと結果を出したいという気持ちが先行しすぎて、オフェンスでは空回りしている状態が続いているのかなと思います。

Q.打線が不振の中、自身が引っ張っていく責任は感じるか。
A.そうですね、もちろんクリーンナップ、1番を打たせてもらっていますし、長打もしくは出塁することというのがメインの仕事だとは思っているので。いかにいい状態でフレディー(フリーマン選手)、ウィル(スミス選手)に回せていけるかというのが、僕とムーキー(ベッツ選手)の仕事だと思っています。

Q.キャッチャーのラッシング選手とサインが合わない場面もあった。
A.まあ、一応ミーティングはしたんですけど、なんていうんですかね、あまり深くコミュニケーションがとれないまま行ってしまったのかな。そういう行き違いで自分が投げたいボールと、ラッシングがほしいボールというのがなかなかかみ合わないのが少し続いていたのかなと思います。

Q.通常の先発登板とルーティーンに違いはあったか。
A.あんまり、こういう場合は正直、僕が体調悪くて登板できなかったとき、前回はシーアン投手が投げてくれていい仕事をしてくれたように、長いシーズンやっていれば必ずこういうことはあると思うので。あまりルーティーンができないからといって、「きょうだめだな」というふうにはあまり考えないようにはしているので。ルーティーンはルーティーンとしてやりますけど、できなかったときには、それはそれでやるしかないという気持ちでマウンドに行けばいいんじゃないかなとは思って行きました。

【日本メディア】
Q.ストレートでファウルをとるボールが多かった。理想に近い形だったか。
A.んー、最後はちょっと力を入れて投げましたけど、きょうは全体的にそこまで力を入れずにというか、ある程度、球数がそこまで前回みたいに90球近くまで行ける事は計算されていなかったと思うので。
できるかぎり打たせてというか、しっかりアウトを重ねながら長いイニングを投げたいなとは思っていたんですけど。
なかなかツーストライクから相手もいいアプローチで、空振りが取れなかったりだとか、投球がかさんでしまったので、4回投げきれなかったのかなという感じですかね。

Q.前回の登板を体調不良で回避してとばした事で責任は感じていたか。
A.ローテーションを守っていれば、なるべく体調が悪くても投げるというのがローテーションのピッチャーの条件じゃないかなと思うんですけど。
やっぱり状況を見極めて、登板をする事でチームに迷惑がかかるのであれば、信頼してほかに託すというのもまたチームの判断、自己判断としては大事な事じゃないかなとは思います。
いける時といけない時としっかりチームとコミュニケーションをとって、やっていければいいんじゃないかなと思います。

Q.最後のバッターで100マイル(160.9キロ)を超えるボールが多かったが、最後と思ってリミッターを外していたのか。
A.いや、最後もう1人行きたかったですね。
4回を投げ切ってうしろにつなげたかったなというのが一番ですけど。
それより三振をしっかりとって、前に飛べばいろいろ点数が入るシチュエーションだったので、三振を取りに行くほうにシフトして投げたという感じですかね。

Q.チーム状況がよくないことは、きょうの登板で気持ちに影響はあったか。
A.いやもう単純にホテルにいる時にグラスナウ投手が投げなくなったので、「投げられるか?」という確認が来て、「いけるよ」って単純に。
中継ぎの負担も減らせればいいですし。(予定どおり)月曜日にしっかりスライドして、5回、6回しっかり投げるというのもチームにとってプラスだと思いますし、きょうみたいに4回でもいいので、しっかりと中継ぎの負担を減らせるような仕事ができるというのも、それはそれで大事な事だと思うので。
きょうはチームとしてそっちのほうが大事だという判断だったと思います。

Q.スライドはあっても前倒しでの登板というのは珍しい。調整の難しさは感じたか。
A.まあ、なかなかある事ではもちろんないですけど、さっきも言いましたけど、長いシーズンやっていれば、ある事ではあると思うので。おのおのができない時にみんなでカバーしていければ、長いシーズンしっかりみんなで乗り切れるんじゃないかと思うので。
最後1か月切っていますけど、しっかりみんな健康で、まずは戦い抜く事が大事かなと思います。

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