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映画「遠い山なみの光」は長崎生まれのノーベル文学賞作家、カズオ・イシグロさんの小説が原作の作品です。
長崎で原爆を経験し、その後、イギリスに渡った主人公が戦後、復興の途上にある長崎で過ごした日々の記憶をたどり、秘められた過去と向き合う物語です。
主人公の長崎時代を広瀬すずさんが、イギリスにわたったあとを吉田羊さんが演じています。
映画では被爆した人が直面した差別や心や体に残された傷なども表現され、葛藤を抱えながら戦後まもない長崎を強く生き抜く女性たちの姿が描かれています。
監督と脚本は2023年の日本アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれた映画「ある男」を手がけた石川慶さんが務めています。
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