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「感染性胃腸炎」が流行 患者の数 同時期比 過去10年で最多に

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感染性胃腸炎はウイルスなどが原因で発熱やおう吐、下痢などを起こす感染症で、例年、冬や初夏に流行しますが、今シーズンは秋になっても患者の報告が多い状態が続いています。

国立健康危機管理研究機構によりますと9月21日までの1週間に、全国およそ2000の小児科医療機関から報告された「感染性胃腸炎」の患者の数は1医療機関当たり3.9人と、5週連続で過去10年の同じ時期と比べて最も多くなりました。

都道府県ごとにみますと
▽大分県で7.56人
▽群馬県で6.6人
▽福井県と宮崎県で6.4人
▽石川県で6.07人などとなっています。

感染症に詳しい群馬パース大学大学院の木村博一教授によりますと「ノロウイルスなど原因となるウイルスが例年と比べて多く検出されている。地域ごとに異なるウイルスが広がっているため流行が長く続いているのでは」として今後の患者数の動向に注意が必要だとしています。

そのうえで「症状がある人がおう吐などをした場合は直接触れないよう手袋をするなどして処理するほか、行楽地で公衆トイレを使う際などにはせっけんを使い、水で流しながら手を洗うことが大事だ」と話しています。

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