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冒頭、石破総理大臣は「私はきょうで総理大臣に就任して365日目になり、1年間務めてきた。外交の締めくくりを大統領との会談で終えることができる意義深さを本当にしみじみと感じている」と述べました。
その上で「日本と韓国がほかのどの国よりも緊密に連携して頻繁に交流し、毎回『シャトル外交』の成果が出るよう努力していきたい」と述べました。
そして両首脳は、日韓国交正常化からことしで60年を迎えたことも踏まえ、「シャトル外交」も活用しながら両国の関係を安定的に発展させることで一致しました。
また、少子高齢化や人口減少、首都一極集中、防災、それに自殺対策など共通の課題についてともに議論し解決策を模索していくため、それぞれの分野で協議を深めていくことを確認しました。
さらにAIを含む科学技術分野での協力について議論するための委員会を開催することも申し合わせました。
一方、インド太平洋やパレスチナといった地域情勢をめぐっても※意見を交わし、北朝鮮の完全な非核化に向けて日韓両国やアメリカを含めた3か国で緊密に連携して対応していくことを改めて確認しました。
このあと、石破総理大臣は記者団に対し「1年に1回か2回行ったり来たりするということではなく、もっと頻度を上げることが、物理的、時間的な距離の近さからしても十分に可能であり、『シャトル外交』の名にふさわしいものにしていきたい」と述べました。
その上で「『シャトル外交』の実践を通じて、今後も日韓の協力関係がさらに強固なものとなり、日韓の緊密な連携が地域のため世界のために資するものになるよう、日本として努力していく必要性を改めて感じた」と述べました。
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