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東京 熱中症疑いの搬送 過去最多ペースで増加 救急隊に密着

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20日、東京・文京区で熱中症の疑いで搬送された50代の女性が治療を受けて帰宅したあと、NHKの取材に応じました。

女性はおとといの午後0時半ごろ、スーパーに立ち寄った後、外に出て数分歩いたところで気分が悪くなり、その場に座り込んだといいます。

この時、東京都心の気温は34.1度でした。

一緒にいた夫が水をくれたものの、一口飲んだところで意識がもうろうとなって倒れ、多量の汗と手足のしびれに襲われたということです。

女性はこの時の状況について、「少し前まで涼しいところにいたので、よけいに外の暑さを感じました。ちょっとつらいなと思ったら、すぐにしびれなどの症状が出て、自分でもどうしたらいいのか分からなくなりました。そんな状態になるのは初めてだったので、この先どうなってしまうのだろうという怖さがありました」と話しています。

夫がすぐに救急車を呼び、女性は駆けつけた救急隊員に担架で運ばれて、車内で手当てや検査を受けました。

エアコンが効いた環境で横たわり、隊員とやりとりしているうちに症状はしだいに落ち着いてきたといいます。

搬送先の病院で血液検査を受けたところ、脱水症状があり、熱中症と診断されたということで、女性はそのまま点滴などの治療を受けました。

現在は回復し、自宅で静養しているということです。

女性は、倒れた当日はもともと体調がすぐれませんでしたが、水分が足りていないという自覚はなかったといいます。

女性は、「夫とよくゴルフにも出かけていて、自分は暑さに強いと思っていたのでびっくりしました。もしあの時ひとりでいて、誰も声をかけてくれなかったらどうなっていたのだろうと思います。自分は大丈夫と過信せず、これまで以上に気をつけて生活しなければならないと感じました」と話していました。

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