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ボクシング アマ選手スパーリング後開頭手術 連盟は防止策検討

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日本ボクシング連盟によりますと、8月8日に都内のジムでアマチュア登録をしている39歳の男性選手がスパーリングを行ったあと意識不明となり、救急搬送されました。

診察の結果「急性硬膜下血腫」と診断されて緊急の開頭手術を受け、現在も意識は回復していないということです。

この選手は、17年前の練習中に小さな「硬膜下血腫」を発症し、経過観察で入院したことがあったということですが、ことしおよそ10年ぶりとなる競技への復帰を目指していました。

これを受けて、日本ボクシング連盟は、35歳になった時点と、競技歴が5年以上空いた場合に、事前にMRIなどの検診を行い、医師の許可を得たうえで競技への参加を認めるなどの再発防止策を検討することを決めました。

日本ボクシング連盟の仲間達也会長は「一刻も早い回復を祈っている。試合や練習だけでなく、年齢が高い選手や競技期間が空いた選手への安全対策もしっかりやっていく」と話しました。

ボクシング界では8月、プロの公式戦で、それぞれ別の試合に出場した2人の選手がいずれも試合後に意識を失い、相次いで「急性硬膜下血腫」のため亡くなっていて、プロを統括する団体なども再発防止策を協議しています。

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