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裁判後、原告と弁護団が都内で会見を開き、スリランカにいるウィシュマさんの母親と妹のコメントを紹介しました。
母親は「映像を諦めることは、家族までもが娘の死の真実をうやむやにされることを受け入れ、大切な娘を見放すことを意味します。諦めないことが母親として娘にしてやれる最後の愛情の示し方だと信じています」としています。
また、妹の1人のワヨミさんは「映像を手に入れても姉の命が戻らないことは分かっています。しかし、せめて最期の日々がうつった映像を見て、苦しむ姉に寄り添い、心だけでも抱きしめてあげたい。この願いがかなうまで、家族は諦めません」としています。
指宿昭一弁護士は「入管が公表したウィシュマさんの死亡に関する最終報告書には、映像に基づいて入管職員とウィシュマさんの会話が書いてあるが、すでに開示された5時間の映像と照合すると内容や順番が違ったり、抜けているところがあったりした。入管側に不都合なことを隠しているのではないかと強く懸念されるので、残りの290時間の映像も出してほしい」と述べました。
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